2009年03月29日

クレセゾン(8253)がストップ高気配、アトリウムは大幅安

●久々にアトリウムのニュースです。かつてリプラスとアトリウムは提携を行った関係がありました。
 その後アトリウムも様々な不振もあり現在にいたっています。親会社がクレディセゾンということもあり、この支援で親会社にどのような影響が生じるかも気になるところです。

(以下参照)
クレセゾン(8253)がストップ高気配、アトリウムは大幅安 
 
  流通系カードトップのクレディセゾン <8253>が70円高の970円ストップ高買い気配のまま前場を終えた。朝方から寄り付かないまま、ストップ高に買い気配となっているもの。25日大引け後に、「業績不振で不動産流動化などを手掛ける子会社アトリウム <8993>の第三者割当増資引き受ける。それに伴う、今2009年3月期連結業績予想を減額修正する」と発表した。が、不振の不動産事業を同社が主導し再建にあたることを期待した買いが先行している。また、19日現在の貸借倍率が0.58倍と売り長となっており、売り方が買い戻しを急いでいるもよう。

  一方、アトリウム株は44円安の129円の大幅反落の前引けとなっている。前日には50円高の173円ストップ高に買われたが、きょうは割当比率にサヤ寄せする形で売りが先行、50円安の123円で寄り付いた。

  同社は、「アトリウムの債務引受等、第三者割当増資引受け(現物出資(デット・エクイティ・スワップ))及び株式交換に関する基本契約書締結した」と発表。8月にアトリウムを完全子会社する。割当比率は、アトリウム株1株に対しクレセゾン株0.13株で、アトリウムは7月28日に上場を廃止する。なお、クレセゾンの今期最終損益は従来予想の235億円の黒字から550億円の赤字(前期は267億円の黒字)に修正された。(ストック・データバンク&チャートブック編集部)
 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0326&f=business_0326_029.shtml
(2009/3/26/サーチナニュース)

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2009年01月20日

六本木のディスコビル買収、100億円融資巡りリベート動く

●リプラスが提携していた、アトリウムの話題。アトリウムの元社員がクレディセゾンから100億円融資を受けていた不動産会社から5000万円のリベートを受けていたということです。
ここで問題なのはアトリウムは不動産会社に100億円の融資をするのにしっかりと調査を漏れなく行ったのか?ということになります。
5000万円のリベートはかなり大きい金額です。


(以下読売新聞)
六本木のディスコビル買収、100億円融資巡りリベート動く

  バブル期にディスコビルとして名をはせた東京・六本木の「スクエアビル」(2008年に解体)の買収話に絡み、ノンバンク大手「クレディセゾン」系の融資保証会社「アトリウム」(東証1部上場、東京都千代田区)の30歳代の元社員が在職中の07年6月、クレディ社から100億円の融資を受けた不動産会社から5000万円のリベートを受け取っていたことがわかった。
 アトリウムでは審査は適正だったとしているものの、返済は半年で滞り、同社は08年1月に約110億円でビルを買い取る結果になっている。
 アトリウムでは元社員がリベートを受け取ったことを認めている。金融庁では融資に絡んだリベートの授受を「不正の温床になる」として問題視しており、社内のコンプライアンス(法令順守)や融資審査の面から問題になりそうだ。
 関係者によると、クレディ社は07年6月27日、札幌市の不動産会社「リアライズ」の社長(当時)が役員を務めるSPC(特別目的会社)に対し、スクエアビルの土地(約616平方メートル)・建物(地上10階、地下2階)の購入資金として100億円を融資。同日、SPCがビルの所有会社から同額でビルを購入した。アトリウムは同年2月ごろから融資実行まで協議に関わり、クレディ社の実行した融資100億円全額を保証していた。
 リアライズからリベートを受け取ったアトリウムの元社員は、融資の協議に関与。5000万円は、元社員が指定した港区内の企業名義の口座に融資実行当日に振り込まれた。リアライズ関係者は「100億円の不動産取得資金をつけてくれたことへの謝礼だった」と証言している。
 リアライズ側は数か月後から金利の支払いを滞納し、07年末には100億円全額が事実上焦げ付いた。このためアトリウムは融資保証契約を実行し、クレディ社に全額を弁済し、08年1月31日にSPCからスクエアビルを取得した。その後、ビルを解体し、現在もアトリウムが土地を保有しているが、地価下落で損失が膨らんでいるとみられる。
 スクエアビルは、1970年代に複数のディスコが入る若者の人気スポットとして活況を呈した。バブル時にも六本木の象徴として君臨したが、バブル崩壊とともに活気を失い、昨年、解体された。
 アトリウム広報・IR部は「当社が全く関知することなく、元社員とリアライズとの間で行われた。既に社内規則に従って厳格に処分している」、クレディセゾン広報室は「個別案件の経緯などについては公表していない」としている。

(2009年1月19日16時05分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090119-OYT1T00533.htm?from=navr
(2009/1/21/留)

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2009年01月08日

アトリウム社巨額融資:担保の株、満額評価 通常、時価の8割以下 (2009/1/6)

●今年の春ごろリプラスと提携があったアトリウム、今年に入りまた、いろいろと話題が出ています。
自社株(株価を時価100%のまま)を担保に自社代表取締役社長に20億を融資、という内容です。
リプラスでも大口の株主が大量に売却したという出来事もあり、アトリウム直近の将来がとても気になるところです。

(以下毎日新聞より)
アトリウム社巨額融資:担保の株、満額評価 通常、時価の8割以下

 クレディセゾンの子会社で東証1部上場の不動産会社「アトリウム」の巨額融資問題で、同社が高橋剛毅(つよき)社長(63)に約20億円を融資する際、担保の自社株105万株の評価額を、当時の時価相当額と同額(100%)と算定していたことが分かった。株は下落リスクが高く、通常は時価相当額の70〜80%以下で評価する。金融機関ではあり得ない高い評価額とされ、専門家は「融資を承認した全取締役の責任問題になる可能性がある」と指摘している。【小林直、堀文彦、鈴木一生】

 アトリウムによると、105万株を担保設定したのは、計3回にわたる総額19億8700万円の融資のうち2回目の後の08年5月。担保評価の際、過去半年間の平均株価1972円に株数を掛け合わせ20億7060万円と算定した。融資額とほぼ同額で、同社は毎日新聞の取材に「(株の担保価値を)時価の100%で評価した」と説明。そのうえで「福利厚生を目的とした社内融資であり、適切と考えている。複数の弁護士から『問題ない』との意見書も得ている」とした。
 しかし、証券関係者によると、通常の融資では(1)株は元々下落リスクが高い(2)大量の株式を一気に売却すると株価が下落する−−などから、時価相当額の80%以下で評価するという。銘柄によっては50%程度で評価することもあるとされる。
 また、今回のような証券担保ローンの場合、担保の株価が下落し時価総額が融資額を下回りそうになると、返済期限(今回は2013年)前でも自動的に担保を処分し債権回収する規定が付されていることが多い。しかし、アトリウムは株価が融資時の6分の1以下の約300円で推移している現在も株を処分しておらず、この規定を盛り込んでいなかった可能性がある。
 高橋社長は06年4月〜07年3月、ストックオプション(自社株購入権)を行使して108万株を取得。3万株を売却したものの残る105万株は売却せず、所得税など約20億4000万円を課され、08年4〜6月に自社から融資された金を支払いに充てた。

 ◇全取締役に責任も−−会社法やコンプライアンス(法令順守)問題に詳しい小林英明弁護士の話
 社長が株を売却すると「将来の見込めない会社」との印象を市場に与えるため、株を売らず社内融資で税金を支払ったことは問題ない。

 ただ、融資実行時に株の担保評価を時価相当額としている点は、あり得ない。株主代表訴訟が起これば社長だけでなく融資を認めた全取締役の責任問題になる可能性がある。株価下落時、株を売却していない点も問題。担保割れの危険性が強まると、株を売却しない合理性は弱まり、株を売り債権回収すべき義務が強まる。回収不能になれば、取締役が債権回収義務違反に問われる可能性もある。

毎日新聞 2009年1月6日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090106ddm041040002000c.html

(2009/1/8留)
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