2009年01月25日

自主営業の元従業員、強制退去=警官隊導入、一時騒然−京品ホテル・東京地裁(京品ホテル)

●久々の京品ホテルのニュースです。リプラス同様、リーマンやサブプライムローンの影響を受けた京品ホテルですが、黒字経営にも関わらず、多額の負債を抱えた上に営業場所のホテルが担保になっていたために廃業のあおりを受けた従業員がついに強制執行を受けて立ち退きをさせられたようです。法律上の立ち退きなのでやむを得ないことですが
残念です。

(以下参照)
自主営業の元従業員、強制退去=警官隊導入、一時騒然−京品ホテル・東京地裁
 
2009年1月25日(日)13時15分配信 時事通信


 昨年10月に廃業し、解雇された従業員らが自主営業を続けていた老舗ホテル「京品ホテル」(東京都港区)の立ち退き問題で、東京地裁は25日、施設の明け渡しと退去を命じた15日の仮処分決定に基づき、強制執行を行った。
 25日早朝、地裁の執行官が多数の警察官を伴いJR品川駅前のホテル前に到着。元従業員らが所属する労働組合「東京ユニオン」の組合員ら約300人がホテル入り口にバリケードを張って待機する中、にらみ合いが始まった。
 組合側の求めで執行官との話し合いが行われたが決裂。午前9時ごろ、強制執行が始まると、抵抗する組合員らを警察官が排除し、ホテル周辺は怒号や悲鳴で一時騒然となった。組合側によると、数人のけが人が出たという。
 同ホテルの元支配人富田哲弘さん(58)は「30年以上前から働いていたところで、最後にこうなったのは残念だ」とぶぜんとした表情。「みんな今後は決まっていない。これから話し合いをしないといけないが、ただあぜんとしている状態だ」と憤った。 

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-25X066/1.htm
(2009/1/25/留)

2008年11月19日

従業員を解雇し廃業した 京品ホテル経営陣の思惑 (nikkeiBP)

●以前から話題となっていました京品ホテルについてです。利益がでて繁盛しているのに廃業となった京品ホテル
は未だ従業員の解雇問題が解決せず、会社側からの施設禁止に対する仮処分の申し立てもあり、かなり状況は悪化している
模様です。あとは営業を継続するのにスポンサーがついてくればと従業員の声は切実です。
 営業や立地条件など問題はないのに経営側の金融問題で本業まで悪影響がでているのは、景品ホテルやリプラスの事業部
であったレントゴー保証(現在は株式会社デジタルチェックのもとでのレントゴー保証株式会社)だけではありませんが、
特にこの2つは目が離せません。

(以下は一部参照)
従業員を解雇し廃業した
京品ホテル経営陣の思惑
2008年11月12日

 
(経済ジャーナリスト 松崎 隆司)
 従業員全員を解雇し廃業した東京高輪にある京品ホテルの従業員46人が10月31日、地位確認を求める訴訟を東京地裁に起こした。
 訴状によると、京品ホテルは2007年度に1億円以上の利益がありながら、経営陣は経営を維持する努力もせずに従業員を不当に解雇し、会社を廃業したという。
 経営陣が廃業を従業員に伝えたのは5月のことだ。当時の状況について東京ユニオンの渡辺秀雄委員長は次のように語っている。
 「突然経営者から『建物が老朽化してこれ以上続けていけないことと、借金が60億円あることから、10月20日をもって従業員を全員解雇し、廃業する』と言われました。しかし、きちんとした説明は何もありませんでした」
 その後従業員たちは経営陣などに対して解雇を取り消すよう団体交渉を進めてきたが、経営陣はこれに対して誠意をもって対応せず、10月20日には従業員に対して一方的に解雇と廃業を言い渡したという。

 なぜ京品ホテルはこのような強引な手段で廃業したのだろうか。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081112/111836/?P=1
(つづきはこちらのほうをごらんください)

(日経BP/2008/11/14 より一部引用)
(2008/11/19/留)

2008年10月22日

<京品ホテル>従業員24人が地位保全など仮処分申し立て

●「京品ホテル」の続報です。ここは「品川駅前」となっているので、品川区なのかと思いましたが、「港区」です。話は本筋とはずれますが、山手線の品川駅の隣駅の大崎駅・五反田駅・目黒駅は「品川区」で、目黒駅の隣の恵比寿駅・渋谷駅・原宿駅・代々木駅と新宿駅の一部は「渋谷区」になります。
 従業員が継続させる努力も経営者も頑張りが見えていたのがこれらの報道からは感じられます。ちなみに「東京ユニオン」とは個人加盟を前提にした地域型労働組合で、現在話題になっている「リプラスユニオン」の属する「連合東京」とは違う組織です。

 

(以下毎日新聞)
<京品ホテル>従業員24人が地位保全など仮処分申し立て
10月21日19時26分配信 毎日新聞


 京品ホテル(東京都港区)が廃業するのに伴い従業員130人を解雇した問題で、労組「東京ユニオン・京品支部」のメンバー24人は21日、解雇を不当として従業員の地位保全などの仮処分を東京地裁に申し立てた。従業員は22日も引き続き、ホテル内の飲食店などを自主営業する。

 申立書などによると同ホテルはリーマンブラザーズ日本法人子会社に約67億円の債務があるが(1)07年度に1億円弱の営業利益がある(2)廃業以外に民事再生法などの方法がある−−点を挙げ「解雇は客観的、合理的な理由がなく解雇権の乱用に当たる」と主張している。
 同労組の金本正道支部長は「社長に対し団交での解決を望んだが残念。私たちにも生活がある。規模を小さくしても、自主営業を続けて闘いたい」と訴えた。ホテルの小林誠社長は「従業員には法に従い手続きも説明もやるべきことはやった。(今後は)粛々とやっていくことになると思う」と話している。【東海林智】

【関連ニュース】
京品ホテル:廃業で従業員組合「独自営業」へ 東京・品川
京品ホテル:廃業、解雇に労組が激怒 従業員ら占拠、「独自営業」へ 

最終更新:10月21日19時26分

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000098-mai-soci
(毎日新聞/2008/10/21←2008/10/22留)

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