オセロ中島を救出?できたということで、関係者は一安心といったところです。
ところで、オセロ中島が滞納していた借家は、渋谷区での個人事務所とその向かいにある、住居です。先に判決が行われ、催告も受けた
家主である本木雅弘(元シブガキ隊のモッくん)が訴えた裁判は取り下げされるという事なのですが、この物件の貸借の経緯内容は次のようになっているのかと思います。
縁故の関係もあるから実際に下記のような内容とは言えないのですが、一般的には次のようになっているのだと考えられます。
オセロ中島が本木雅弘が家主である物件を借りるときは、月家賃65万円なので、前家賃1か月と敷金が2か月・礼金が2か月と、仲介手数料が1.05か月(消費税込み)だから、
入居の時はここまでの合計で6.05かとなるので、65万円×6.05か月=393万円 が入居に必要です。
さらに、賃借をするときは連帯保証人を立てるのが普通なのですが報道などではこの物件の賃借には「保証会社」がかかわっているので、65万円×0.525か月(消費税込み)=34.125ヶ月(0.5か月)の初年度の保証料となります。保証会社によってはこの費用が毎年月家賃の1.5%をクレジットカードの中から差し引くというやり方もあるのですが、ここではとりあえずこのようになっているとみなしています。
そうなると、家賃滞納した時の「担保」となっている敷金は2か月分なので、6カ月の滞納ということであれば4カ月はマイナスになります。
しかし、通常家賃保証会社では、その月に家賃が支払われなかったときは翌月の5日とか10日までに保証会社にその旨を連絡することによって、その月の家賃は保証(代位弁済)され、全額(65万円)が家主に支払われます。
これを何回も繰り返して、保証契約では、最長48カ月(つまり12ヵ月×4年)まで行われます。家主にとっては非常に強い味方です。
ですから、滞納を始めて4年間は家主においてはあまり痛くはありません。
その家賃を支払うのは、「保証会社」だからです。
こういった事案(滞納して訴訟迄至るケース)は1000件に1件の割合ともいわれるように、全保証契約のうちでも、0.1%といわれるのでしょうか、その位の割合だと見られています。
そうは言っても、これを48か月迄支払っていたら、家賃保証会社の経営は危なくなります。
そこで、保証会社は、1か月滞納で呼びかけ、2か月滞納で訪問、3か月滞納で「追い出し行為」というアクションを起こします。それには家主のお墨付きが必要です。
今回の場合は、6か月も滞納しているということですから、滞納費用を捻出している保証会社としては、いち早く追い出し行為に移したいというのが心情です。その結果、保証会社から本木雅弘家主に対して、家賃の弁済と退去を求める訴訟を仕向けたという訳です。
その追い出す「訴訟費用・代理人弁護士費用・強制退去に伴う荷物の搬出作業費用など」も保証会社の負担です。
したがって、本木雅弘家主の訴訟は保証会社の背中押しで起こしたと思われますが、取り下げは逆に「本木雅弘家主」の意向を踏まえたものだと思います。
オセロ中島の所属の松竹芸能が肩代わりするという話らしいので、この「家賃滞納」の問題はひと段落つくのかと思います。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 21:20| 東京 ☁|
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