●同じくバルチックシステムの話題です。
4月20日に判明したことによるとバルチックカレーは配当や返金もほぼ行われていないとのことです。
(以下参照)
10億円集め?未配当 バルチックカレー 返金応じず解散
2009年4月21日 朝刊
元社員は「複数の投資案件名目で十億円以上を集めたと在職当時に聞いた」と話している。また出資者側の弁護士は複数の出資者が解約金や賠償を求めた訴訟で勝訴したり和解したりしたが、バルチック社側の支払いは滞っているとしている。
バルチック社側は取材に応じていない。
出資者らによると、バルチック社は二〇〇六−〇七年にかけ、雑誌やインターネットで「今後五年間に中国でカレー店を六百店展開する」として出資者を募り、応募者には「一口百万円で店の共同オーナーになれる。五年後の予想利益配当は十倍以上。ローリスクでハイリターンな投資」などと勧誘した。
出資者が入金すると吉野社長が代表の投資事業有限責任組合に出資したことを示す契約書が送られてきた。
しかし、一回目の配当が予定されていた〇八年以降、出店計画の遅れなどを理由に、出資者に配当はなく、運営状況の説明もないという。
バルチック社は〇三年にも、国内のパチンコ店にカレーの移動店舗を展開する「バルチック・ハウス事業」名目で出資を集めたが、当時出資した人の弁護士によると、配当は止まり、解約金も支払われていない。
同社は今年に入っても関連会社への投資を募っていることから、出資者側の弁護士らは「詐欺の疑いのほか、新たな出資金を過去の弁済に充てる『自転車操業』状態に陥っている可能性がある」と指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042102000094.html
(2009/4/21/東京新聞tokyoweb)