今輸出に重要な製造業が主にネックになっていますが、その経済がうまくまわらなければ不動産投資のセクターが盛り上がらず、さらに雇用問題(転職・再就職)も解決できなくなってきます。
とにかく今は震災で不安定さを増している経済をなんとか安定の軌道に乗せて脱線しないようにすることが大切です。
2011年03月18日
日本に続き欧州も円売り介入 G7、円高阻止で協調 (東京外国為替市場)
2011年03月17日
ドル79円前半、投機筋の思惑が損切り巻き込み16年ぶり最安値
●東京外国為替市場では不動産投資市場同様、予想通りですが、円高が加速して16年振りの最安値を迎えました。実際のところ神経質な動きとなっていますが、やはり震災以上に「福島第一原発」の動向で最も左右されていると思います。
この原発の如何で、今後の経済の動きが連動しているため、関東地方に計画停電がもたらされていることと、そのほかに「安全面」で政府の対策がこちらにもより神経を注がなければならないという事が最も注目されています。
今後も原発の動向によっては、より円高が加速する動きもあり1ドル70円という部分になることも充分あり得ます。また自国で賄えない物資は海外への輸入に頼る面もあることから、その部分でもより円高が加速することもございます。
その後
2011年03月11日
カルビーが東証1部に上場、初値は2100円
●お菓子の大手有名メーカー「カルビー」が「やっと」上場することとなりました。公開初値は2100円ということです。このメーカーが「倒産」の可能性はかなり低いとみられていますが、この株価については、カルビーの将来度をみても急成長するような気配はここでは感じられないので、株価としては値を上げるようなことはあまりないのではないかと考えられています。
カルビーの老舗商品はなんといっても「カルビーかっぱえびせん」であり、これに追随する他の企業の商品はありません。この企業の株価上昇のポイントを見つけるのならば、いかにして、「かっぱえびせん」レベルのロングセラー商品を出せるかが今後のポイントになるかと思います。
投資家が目をつけなければならない事は、不動産投資会社を例にとると「どのくらい管理物件の所有が増えるか」ということ。仲介がメインの会社では、どのくらい値段の高い賃貸物件が登場し、その必要性が多くなるかということ、この間債権者集会が終了したリプラスや株式会社Casa(非公開)などの家賃保証会社では、住み替えが多くなることと(初期費用で家賃の50%が最初の保証料となるので)で、会社の今後の見通しがつきます。