今年はどうやら「牛」にまつわる事件が多発しています。ひとつは、焼肉酒家えびすの集団食中毒事件で生の牛肉の提供で集団食中毒をおこししかも死傷者まででるのだから、それだけで企業は吹っ飛びます。
そして、今問題となっている安愚楽牧場、畜産牧場の最大手で日本のシェア1割となっていますが、それに付帯する和牛オーナー制度が破綻し7万人で約4200億円ともなる債権額。
そして、本件の「すき家」で強盗事件。
ご存知の方も多いので企業の詳細は割愛いたしますが、牛丼チェーン店。同業者として、牛丼チェーン店の元祖である吉野家、安値の売りをサービスとした松屋、もうひとつは影がうすくなっていますが、うどん系も取り入れた店で「なか卯」、そして、最近牛丼チェーン店の首位はもちろん、外食チェーン店全体の首位に躍り出た「すき家」などを運営する「ゼンショー」という状況です。
ではなぜ「すき家」が売上がトップなのかと考えるとやはり、運営経費を大幅に削減して出店も多くしているというのが当たり前なのですが、それが勝因といえます。
しかし、その「運営経費」の削減に問題があり、
人件費。特に深夜はアルバイトが一人でいることが少なくなく、場所によっては50代位のアルバイト女性が一人でいるということも多くみられます。
吉野家や松屋はなんかしら、2名いたりします。
それから、すき家には、なぜか分かりませんが、たまに「モラルに欠ける客」を容認するような姿勢があり、例えば、10代後半のちょっとヤンキー系の人が店でカップラーメンを食べていても見てみぬふりするどころか、お冷迄差し上げたりするようなことを何回かすべて別の店でみかけたことがあります。
すき家は、和食系メニューが24時間行なっていることや、テーブル席などを常備しているところが多く、また価格も他の牛丼店と比較して安めにせっていされているところなど「すき家」独自の勝因と見られる部分もあるなか、こうしたことが目立つのは、急成長系の企業としての盲点だったのではないかと思います。
それに最近すき家の強盗のニュースも多くなり、警察が取り扱う牛丼チェーン店の強盗事件の9割が「すき家」ということとなれば、やはり警察の出動も当然国民の税金で動いているのですから、何らかの注意をしなければならなくなります。
ここで「すき家」が最も危惧しなければならないのは、「強盗で死傷者」がでることです。これをおこされれば、いくら上場企業とはいえ、多額の損害賠償請求訴訟で破綻までいく可能性もあります。
当然警察からも「危険だから」と注意されているのに改善できなかったと、裁判になったときは言い訳はできず遺族などの請求を全面的に認める方向となります。
ここは「すき家」も店員を2名にするとか、だれもが納得する防犯体制をとっていただきたく思います。「目先の利益で大きな損失を被る」これは企業の運営で忘れてはならないことです。
「すき家」という名前も「隙が空いている」という意味に捉えられやすいのもありますが、まずは強盗にはいられないような工夫をして欲しいです。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 15:50| 東京 ☀|
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