●このところの不況がまだ続いているところから、当面金利の上昇はないことが予想されています。また、10年後は本当に景気がよくなっているのかという事を考えても、今とさほど変わらないとされると悲観的な回答をする評論家も少なくありません。
そうなると10年後の固定金利の設定はともかくとして、ここ1年位の変動金利の状況も低率と必然的になってきます。
ユニークな住宅ローンの代表格のひとつとして、東京スター銀行の「スターワン住宅ローン」がよく話題になります。
また新生銀行や住信SBIネット銀行もユニークな住宅ローンも出されていますが、やはり筆頭に挙げられるのは、東京スター銀行の商品だと思います。
この住宅ローンの特徴は普通預金の残高と住宅ローンの残高の差額(住宅ローンの残高の方が大きい時)にしか、金利がかからないので、
預金を積むことがいわるる返済と同じ行為になるので、無駄のない返済ができることや返済に大きく力を入れるひとにとってはより効率的な返済ができるというわけです。
もうひとつの点では、税金面での節税効果(住宅ローン減税)が住宅ローン残高にかけられるので、その恩恵をうけられるということです。
普通預金を積んでローンを相殺していてもそれは見掛け上のことなので、実際にはローンの残高がのこっているわけです。
その点は新生銀行(の商品は実際に返済をしてしまうため)などと大きく差をつけているところです。