2013年02月10日

都内の30歳男逮捕=PC遠隔操作で業務妨害容疑−猫に記憶媒体、防犯カメラで浮上〜また「誤認逮捕」じゃないんだろうね。

 「PC遠隔操作事件」では、警察の誤認逮捕があからさまになりましたが、今回の逮捕も「本当にこの人が真犯人なの?」という声があちこちから聞こえてきます。
  本来、「憲法」及び「刑事訴訟法」の鉄則を守っていれば、こういった「誤認逮捕」という事も無かったのかと思いますが、それにしても、最近の捜査機関のずさんさが目立ちます。

 今回逮捕された会社員は、現住所の江東区から約400km離れた愛知県にある会社のパソコンを遠隔操作して、某掲示板に「犯行予告」を書き込んだという「威力業務妨害」(つまり、「いたずら」をしよう)という罪で逮捕されたということです。

 どういったことで、こういうウイルスにかかってしまうかというと、次の2つの方法が考えられます。

 @ いわゆる「迷惑メール」などで知らない人から送られている「添付ファイル」というファイルを開く(特にファイル名に「
.exe」業界では「エグゼファイル」と呼ばれ、それをクリックして開いてしまうと、そこの中にある命令プログラムが働き、そのPCの中のマウスが勝手にインターネットのブラウザを立ち上げて、目的の掲示板に向かって用意された文章をそこに書き込むような仕組みとなっています。実際に書込みをすると、掲示板の裏では、書き込んだところの場所(IPアドレス)や書き込んだPCの機種を特定することができ、当然「犯行予告」が書き込まれた掲示板の会社に警察が「ログ(書込み記録)」の提出を要請して、そのアドレスから利用プロバイダやその個人を特定するというやり方です。その該当するプロバイダ(例えばso-netやyahooBB,asahi-net,ntt-eastとか言った通信事業者)もそう簡単に個人情報を提出するはずがないので、警察では「捜査令状」の発行を簡易裁判所の裁判官宛てに求めて、「捜査令状」が出ていることをタテに個人情報を提出させるというやり方を取ります。

 Aは@と異なる点は、「迷惑メール」となっているところが、アダルトサイトや懸賞サイトなどのウェブサイトからの感染です。このようなサイトにうっかりと訪れてしまうと、無料ダウンロードとか、「今ならお得」と題したところからうっかりとダウンロードしたり、そのサイトを訪れただけで自動的にダウンロードをさせるところもあるくらいです。
 あとは同じです。


 つまり、「遠隔操作」というのはそのソフト(.exeファイルやその他.wabファイルなど)をダウンロードさせれば簡単にできることなので、IT企業はもちろん、PCをつかう多くの企業では、部署間のやり取りで多く利用されているのが現状なのです。
  それにもかかわらず、警察では「IPアドレス」が一致した。「PCから実行した跡がある」だけで、犯人と特定してしまうのはなんともお粗末ことです。

  それに、こういった「ミステリー」な事はいつの時代にもあることなので、そういったことで「誤認逮捕」や「誤認判決」まで至り、一生台無しにしてしまった人が数多くいるのです。

  だから過去の反省から「憲法」や「刑事訴訟法」では、誤認逮捕をしないように、「こういうことはしてはいけない」ということを明記しているのです。
   いくらネタ(証拠)が挙がっているからと言って、自白を強要したり、偽計(いつわり)や利益誘導をして、有罪証拠を得ようとする方法は1回や2回やっても「やはりクロ(犯罪事実)だった」ということはあっても、何十回・何百回と行っていればどうしても、こういった致命的な事故は必ず発生するのが事実です。

 今こうした、政治や行政をしっかりと監視しないと日本は沈没してしまいます。




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posted by 管理人B at 17:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 警察事件関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

警視庁亀有警察署地域課巡査長が指紋などの証拠品紛失 自転車収納箱に保管中〜重要情報の認識が甘かったのか?

「警視庁亀有警察署」というと、真っ先に思い浮かべるのは、有名な秋本治の漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ですが、こちらの方の主人公の両津勘吉(りょうつ かんきち)が多いのかと思います。
 実際この漫画では、亀有警察の設定が実在する警察の名称でもあったため「葛飾警察署」と漫画での設定を変更したところ、実在の警察署が「亀有警察署」⇒「本田警察署」⇒「葛飾警察署」となぜか統合合併などで、同じ名前に変遷していることで、実際の漫画の舞台の名称も変遷しているという形となっています。

 その主人公の両津も34歳で巡査長という設定になっています。
「巡査長」というのは、警察官の階級では「巡査」より上で、「巡査部長」より下と言われる階級なのですが、実際の階級を通過するようなもではなく、巡査の年功により「巡査部長」にはなっていないが、それ相当の実績などもあり昇進するという仕組みの階級になっているようです。
 でもその現象が見られるのは、漫画の両津のように巡査の期間が長く、初級幹部といわれる「巡査部長」の昇進に至っていないことなどの理由で年功で昇格するという話です。
 ところが、今回の件での巡査部長は25歳という事なので、どのようなル―トをとおって警察官として採用されたのかこの記事ではわかりませんが、優秀な警察官としての実績があったのだと思います。

 その警察官巡査長が、ちょっとしたミスで大きな影響を及ぼす恐れとなりました。どうやら、「バイクの盗難」で捜査をしていた時に、自ら乗ってる自転車の後方にある「収納箱」にその証拠や情報を保管していたということなのですが、それが翌日になって「無い!」と顔を青ざめたということです。
 実際の経緯はわかりませんが、その巡査長は、自転車に重要資料を残したまま目を離したという可能性もあります。

 当たり前の話ですが、警察は勿論のこと企業での重要情報を持ち歩くときは、「車の中に置きっぱなし」にしたり、ましては無防備な「自転車」にカバンごとおいてコンビニに寄るとかそんなことは「絶対にしてはいけない」という教育を受けるはずです。

 よく今の中学生や高校生をレストランやファーストフードなどで、飲食することを見受けられますが、注文に行く時全員がその席にカバンを置きっぱなしにして、席をはずす光景を頻繁に見かけます。
 この時期からしっかりと「安全」の躾をしておかなければ、あるとき飲食店で大金の入ったカバンを座席に置いてトイレに寄ったり、注文に出かけたりするようになってしまいます。本当に危険なことです。
 人間不信という言い方もおかしいですが、人を疑わないためにも、こうした「隙」をつくらせないことが今の「教育」には必要なのだと切に感じます。



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posted by 管理人B at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 警察事件関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

習志野署長 被害届受理先送り知りながら慰安旅行を許可〜つまりいくら法律で義務付けても、警察官の労働環境が改善されない限りは、こういった事態にはもう対応できない。

千葉県警習志野警察署の隠ぺいといわれる事実があちこちから吹き出てきています。
 警察署長が慰安旅行を許可したとか、県警本部の幹部が事実を把握しているのに対応しなかったとか様々ですが、結局は、法律や規定を順守及び励行できないような劣悪といえる労働環境であることがこの問題を再度引き起こしている要因なのです。
 いくら立派な法律をつくったところで、できない事までも盛り込んでしまえば法律自体が「絵に描いた餅」になってしまいます。
 仮に担当の署員が慰安旅行に行くとしても、別のものが被害届を受理するなど、そういった事は容易にできるはずです。それもロクにできないのであれば、もっと根本的な部分を改善しなければどうにもならないということです。
 それが警察官の労働環境にあたります。
 だから、桶川ストーカー事件を教訓にしてつくった「ストーカー規制法」などはストーカー防止には立派なものかもしれません。しかし、それを実行する警察官がそれなりの対応と環境になっていなければ、その法律はしっかりと効力を現すことはできないのです。
 そこを理解しなければ、また同じような事を言われ西海市事件だの、習志野警察署事件を教訓にしろとなんども「歴史を繰り返す」のです。
 そういった事を繰り返さないためにも、労働環境をもっと真剣に取り組まなければなりません。
 




習志野署長 被害届受理先送り知りながら慰安旅行を許可〜つまりいくら法律で義務付けても、警察官の労働環境が改善されない限りは、こういった事態にはもう対応できない。



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posted by 管理人B at 07:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 警察事件関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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