2012年11月11日

収賄容疑:福岡県エルピーガス厚生年金基金の理事長を逮捕〜国民年金基金の運用は倒産レベルの所もありますから。

最近「厚生年金基金」による不祥事が多くなってきています。今年になってはAIG投資顧問が運用実績が著しく悪いのに虚偽の粉飾決算などをもちいて、運用をしていました。
 また、昨年においては「九州石油業厚生年金基金」がりそな銀行関連に任せた資金運用で大きな失敗を被るという事もありました。
  つまり、「厚生年金基金」は、他の投資と同様に「運用」によって利益を出して、その配分を厚生年金の上乗せとして、年金方式として配当をしています。ですから、「損」をすることも当然あって然りなのです。
 
 その一連の騒ぎのため、監督している「厚生労働省」ではもう「厚生年金基金」をやめようという方針に傾いています。

 今、周りを見回しても、日本はかつての1960年代〜1990年代、そしてささやかですが2005年〜2008年前半までの「好景気」というような状況ではなく、寧ろ今年の経済関連省庁の観測でも「景気後退」とも言われています。
 そういった状況の中で、「投資」を行っても失敗する危険性は大きく含んでいます。ですから、厚生年金基金は「もうやめよう」という事になっているのです。

 さて、今回の事件は、福岡県のエルピーガス厚生年金基金の理事長が賄賂をもらい逮捕されました。通常、「賄賂(贈収賄)」は「公務員」に該当する事が多いのですが、それ以外にも日本電信電話株式会社(NTT)も日本電信電話株式会社法や電気通信事業法などにより「贈収賄」は禁止されています。単なる会社の就業規則ではないので、罪にあたります。
 同様に厚生年金基金も国が認可した法人に相当し、国に替わっての代行行為ということもあるので、それなりの「公正性」が重視されていますから、「贈収賄」は違法行為になります。

 今、日本を見ても世界的に「貧しい国」とされており、雇用の不安や老後の心配が多々あります。国会で足の引っ張り合いをしている限り明るい兆しはみられません。国にまかせっきりではなく、民間レベルでもなんとか知恵を出し合って、「安心と信頼」のある日本にしていかなくてはなりません。
1人1人の努力が大切です。

 



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2012年08月11日

金融庁、アイティーエム証券の登録取り消し〜指導や処分は徹底しないとすべて年金のつけは国民にまわる。

金融庁はAIJの年金詐欺に関連して、「アイティ―エム証券」の登録を取り消したということです。
これは、証券会社にとっては「死刑」に相当するものなので、これを実施されれば、もう証券会社の営業はできなくなります。
 それだけ、深く罪に関わっていたということにもなります。
 
 「年金」は現役世代(広く15歳〜65歳迄)をリタイヤした時の収入の大切な糧(かて)であります。かつて30年前は、4人家族でも夫が1人普通に働いて、専業主婦の妻と未成年の子供を充分に養えるとう時代がありました。さらに年金も充分に積立をおこなうことができ、60歳(もしくは58歳など)に「華やかな」退職を迎え、生涯安泰な生活を迎えることが一応できています。
 そのころは「一億総中流」と言われる時代で、サラリーマンは企業戦士といわれ忙しいながらも企業も「終身雇用」という使命を追いながら、「安心と信頼」がある日本の生活を送ることができています。

 しかし、1987年頃のブラックマンデーと言われる株価大暴落のころから、2008年のリーマンショックなど、現在に向かって「おかしな」経済の動きが見え隠れしています。これも皆、一部の投機家の失態が大きく国民及び全世界につけをまわしているのが現在に至っている結果です。

 当然、日本の年金も失態が多くみられ、日本ではそれを安易にないがしろにする傾向が多くみられていました。旧社会保険庁
が公然と年金を横領していたり、過去の厚生年金や雇用保険の「あれ」という使い方を見逃していたり、そういったつけが、まじめに働いている国民へのツケが回ってきています。

 ですから、こういう金融庁の処分だけでなく、他の厚労省などの処分もしっかりとやらないと今後の年金のつけがどこまで国民に浸透してしまうのか未だ分からない部分が多すぎる次第です。



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2012年03月29日

厚生年金基金:運用担当9割「素人」…厚労省調査〜厚生年金の失敗をさんざ見ておきながらなぜ今頃?と国民は納得しないでしょう。

 年金はよく3階建ての建物に例えれます。
1階が国民年金
2階が厚生年金
3階が厚生年金基金

 と大雑把にいわれています。
しかし、「厚生年金」もよく「運用の失敗」が報告されています。たとえば、厚生年金を原資にして、ホールや温泉旅館を運営したのはいいものの採算が合わなくって撤退。じゃあそれまでの費用は皆「厚生年金」が原資となっていて、結局「運用の失敗」のつけが回ってきています。
 それが分かっていながら、今頃しかもその親元の「厚生労働省」の調査だというのだから、あきれ返ってものが言えません。
もともとその根幹(厚生労働省)がしっかりとしていないから、年金をちょろまかしたりする社会保険庁の職員がいたり、厚生年金の運用を平気で失敗するものがいるのですから、「厚生年金基金」の運用が「素人9割」といわれていも、国民は「なぜ今頃になって」と思うのが普通でしょう。
 こういうところがしっかりしていなければ日本の景気回復云々は当然難しいです。
もう一回顔を洗って考えなくてはいけません。ですから国会議員は「解散総選挙」と脳天気なことを言っている時間はないのです。



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