2011年08月06日

安愚楽牧場:不配問題 消費生活センターに相談電話が殺到 /栃木\\\安愚楽牧場の悲劇…1億円突っ込んだ会員が慟哭の激白!

●今回の安愚楽牧場の経営悪化の速報(東京商工リサーチ)で大きく明るみになったのですが、この消費者センターへの相談電話が殺到したのが、4月1日からなのかそれともこの速報が出てからなのか定かではないのですが、今年度に入って殺到しているわけではないとおもいますので、おそらく293件というのは8月1日になってからこの3日間の間のことだと思います。それだけ出資した人は深刻な状況なのだと思います。
 他のニュースを見ると1億円も出した人もいるということや、50万円を出資した主婦が東京から新幹線で栃木の本社まで駆けつけたという話もでていました。50万円の出資で新幹線にのってしまうと、それだけで配当利息分の3.8%は19000円だからその年の利息分は新幹線代できえていってしまうことになります。

 ニュースの内容から出資者に限定で高額な利息を突きつけていることを考えるとおそらく、8月1日の破綻直前の付近の出資募集については「チャリンカー」(配当分や元本償還については新規の募集した資金でまかなうという自転車操業的な行為)である可能性が充分に考えられます。
 それがいつから始まったのかはわかりませんが、一番出資者に都合がよい事をかんがえるとすると、原発事故が発生した後のことでなければなりません。
これは、財務内容の調査をしていけば出資したお金がどういうふうに流れたのかわかるかと思います。

 つまり出資者に還元を最大にするシナリオは次の通りになります。

 まず、安愚楽牧場の経営悪化の原因は福島第一原発の影響で、それまでは財務内容もしっかりていたいのだけれどもそれ以降は急激に財務内容が悪化して、配当や償還を滞らせないために、新規の募集分で配当と償還をしてしまった。(原発事故の前までは契約内容通りの嘘偽りもなく配当と償還を利益分から出していた)。そういう事になれば、当然東電からの補償を受けられる可能性もでてきます。


 事実はどうであるかわかりませんが、そのシナリオでなければ、出資した金額はまず帰ってこないのかと思います。あとは経営陣(取締役個人)を会社とともに訴えることになるのかと思います。武富士の過払い金訴訟のように長い戦いになるのかと思います。


 







安愚楽牧場:不配問題 消費生活センターに相談電話が殺到 /栃木

 3万人の会員から和牛オーナー制度による投資を募っていた「安愚楽牧場」(那須塩原市)の経営悪化で配当が滞っている問題で、全国の都道府県などに設置されている消費生活センターへ計293件(4月1日〜今月3日)の相談が殺到していることが、国民生活センターのまとめでわかった。

 同社は「繁殖牛のオーナー」として会員から出資を募り、生まれた子牛の売却益を配当金とする方式で資金調達。原発事故などで資金繰りが悪化したとして、代理人弁護士を通じて出資者や取引先に対して負債状況を調査中で、1カ月以内に方針を決めるなどと通知されている。【泉谷由梨子】


福島第1原発:事故避難者支援2法が成立
原発輸出:「既存交渉は推進」 答弁書を閣議決定
福島第1原発:全村民避難の飯舘 特養、深まる孤立感
原発:老朽化なら廃炉検討も 海江田経産相
米国:バイデン副大統領が東アジア歴訪へ 22日訪日
毎日新聞 2011年8月5日 地方版

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110805ddlk09020178000c.html

安愚楽牧場の悲劇…1億円突っ込んだ会員が慟哭の激白!
2011.08.03
      

男性の預金通帳には多額の預託金支出と配当金の振り込みが毎月のように記されていた。25年前、安愚楽牧場の勧誘パンフレットを見て投資を決めたという【拡大】

 和牛オーナー制度による投資で、全国に3万人の会員を持つ「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須町)が、経営状況の悪化により配当を停止した。昨年の口蹄疫問題や福島第1原発事故によるセシウム汚染、その後の風評被害による牛肉価格の下落が原因という。負債総額は3月末時点で619億8705万円。過去25年間で、同社に約1億円をつぎ込んだ実業家の男性(51)が本紙の取材に応じ、思いをぶちまけた。

 男性が情報誌を通じて安愚楽牧場を知ったのは、バブル景気が始まる1986年のことだった。映像制作の仕事に忙殺される毎日のため、株や外国為替のような情報収集を求められる投資は難しい。そこで、繁殖牛のオーナーとなり、生まれた子牛を同牧場が買い取る投資ビジネスに着目。安定的に実質10%の利息(※正確には子牛予定売却利益金)を得られる仕組みにひかれたという。

 「とりあえず2口400万円を預託したところ、1年後の4月末日に、9%の利息(=36万円)と1%分(=4万円)の牧場商品券を手に入れることができました。6年後の満期には、元金と合わせて436万(プラス商品券4万円分)が返ってきたので、手つかずの6年分の利息計216万円を合わせた3口600万円を再び預託した」

 バブル絶頂期の90年代初頭には、同じような投資をうたった「和牛商法」ブームが到来。実際には和牛を所有していない会社が、十数パーセントの高利息で投資をあおる中、安愚楽は利率を上げず、経営姿勢を崩さなかった。

 これも安心感を誘い、男性はさらに信用の度を深め、生活資金をのぞくほぼすべての収入と利息を“雪だるま”式に投資に回していく。

 「一度も遅配になったことはなく、経営を疑うどころか、口蹄疫問題のときでさえ、(他の投資への)リスク分散を考えないほど信頼していた」

 テレビなどのCMに加え、「VIP限定」と銘打った一般会員より高利率の限定投資の勧誘が増えたことがやや気にはなったが、男性は昨年10月に1000万円、12月にも300万円を預託。安愚楽への総投資額は9500万円になった。

 それとともに配当金も上昇し、1年間で800万円を超す水準に。妻と小学生の子供2人を養うには十分で、本業の収入を合わせて、豊かな老後を信じて疑わなかったという。

 しかし、7月19日、これまでとは異なる事態に直面する。委託期間が6カ月と極端に短い1000口限定のプランに預託しようとしたが、売り切れを理由に断られた。約2週間後の8月1日、突然送られた1枚の「通知書」を見て、顔面蒼白になった。

 「通知書の『債権者への支払いは停止する』の文言を見て、頭の中が真っ白になりました。涙より笑いしか出なかったですね。これまで一度として(預託を)断られたことがなかったので、あの時点(7月19日)でパンクしていたのでしょう。今考えれば、バカだったなと思います」

 まさに青天の霹靂。

 細野豪志原発事故担当相は、安愚楽が原発事故の賠償対象となる可能性を示唆したが、男性は「期待して裏切られるのはね」と力なく笑うだけだった。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110803/dms1108031149004-n1.htm

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